本時の前までに,質量が一定の場合に,力と加速度が比例していることを,実験を通して理解している。 |
(1) |
一定の力で力学台車を引き,v-tグラフを求める。
a. |
ばねはかりの指示が200g一定となるように,力学台車を引く。 |
b. |
班によって,力学台車の質量を1.0kg,1.5kg,2.0kg,2.5kg,3.0kgと異なるものにして実験する。 |
c. |
記録タイマーから,v-tグラフを作る(グラフ用紙に手描きでも,表計算ソフトを利用させてもよい)。 |
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(2) |
加速度を求め発表する。
a. |
v-tグラフの傾きから,加速度を求める。 |
b. |
得られた加速度を,発表する(ネットワークを利用して,表計算上に入力したり,口頭で発表し教員が表計算上に入力してもよい)。 |
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(3) |
集まった加速度データから法則性を吟味する。
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a. |
質量mと加速度aの関係がわかるように表計算上に入力する。 |
b. |
質量mと加速度aの関係をグラフ化し,累乗近似曲線を描く。 |
c. |
明らかに不適当なデータを取り除く。 |
d. |
近似曲線から得られた数式などから,法則性を検討する。 |
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