具体的な実践事例
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  高等学校 情報C 富山県立大門高等学校 江守恒明
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔データベース構築,データ分析,レポート作成〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ ■ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
1日のテレビCMの放送時間帯に注目することにより,CM数と種類から,制作者の意図や視聴者ターゲットを考えさせる。また,収集したデータを整理・分析するために,データベースの概念を考えさせる。

単元名
「1日のテレビCMの分析」
学習指導要領との対応:
内容
(1) 情報のディジタル化
情報機器を活用した表現方法
(3) 情報の収集・発信と個人の責任

指導目標
1日に放送されるテレビCMの数と種類を調べ,データベースを構築する活動を通して,テレビCMに関する様々な特徴を知る。

指導計画
(1) 1日に放送されるテレビ番組を,グループで分担を決め,手分けして録画する。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) 放送時間帯ごとにCMデータ(商品・スポンサーなど)を抜き出し,コンピュータにデータ入力した後,グループで1日のCMデータベースを構築する。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 一人一人が注目するCMを決め,視点や仮説を持ち,放送時間帯とCM数,種類の関係から,制作者の意図や視聴者ターゲットの分析を行い,1日のテレビCM分析レポートを書く。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
資料 1日のCM分析ワークシート

指導上の留意点
(1) 録画したテレビ番組から,CMデータだけを抜き出し,必要な項目を書き出す。このとき,一人一人のデータ項目の書式が統一されていない(たとえば,商品やスポンサーの名称の違いや,カタカナや半角などばらばらの表記など)とデータベースとして利用できない。すなわち,グループのデータとして合わせたとき,CMデータベースとして利用できるように書式の統一を考えさせる必要がある。また,表計算ソフトは,簡単な検索などデータベースソフトとしても利用できることに気づかせる。
(2) 著作権には十分留意する。

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