具体的な実践事例
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  高等学校 国語表現I 慶應義塾湘南藤沢中・高等部 田邊則彦
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード ■実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
五・七・五 七・七と歌を詠みつないでいく連歌をインターネット上で展開する。メーリングリストの活用。Webページでの作品発表。

単元名
「表現編 作文の手順『電子メールを使った連歌』」
学習指導要領との対応:
内容 次の事項について指導する
 情報を収集,整理し,正確かつ簡潔に伝える文章にまとめること。
 目的や場に応じて,言葉遣いや文体など表現を工夫して話したり書いたりすること。

指導目標
電子メールを使って連歌を書く。
○グループを作成し,題材や登場人物を決め,リレーの順番を決める。
○メーリングリストを活用して創作活動を行う。
○作品は,メーリングリストに流し,メンバー間で意見交換をする。
○最終的な作品は,成果物として印刷製本やWebページにまとめる。

指導計画
(1) 電子メールの基本的な使い方を確認する。
(2) メーリングリストの特徴と使い方を学ぶ。
(3) 担当教員も加え5名程度にグループ分けする。
(4) 題材や登場人物について話し合いの場を持ち,リレーの順番を決める。
(5) 順番に従って,作文をリレーしていき,メンバー間で意見交換をする。
(6) 連歌をまとめる。
電子メールの内容をテキストファイルとして保存する。
ワープロソフトでまとめる。
成果物として印刷製本やWebページにまとめる。
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概要説明 Webページでも概要を閲覧できるように準備
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連歌の進め方 作品をまとめる

メーリングリストで相談をする画像
図1 メーリングリストで相談をする

電子メールの内容をテキストファイルに保存する画像
図2 電子メールの内容をテキストファイルに保存する


指導上の留意点
「情報通信白書 for Kids」「インターネット利用ガイド」「インターネットを利用する方のためのルール&マナー集」などの教材を活用して基本的なルールとマナーを確認しておきたい。
電子メールの利用で注意したいこと。
題名はわかりやすく。
何の用件かがはっきりと判断できるように。
まず自分の名前を書いてから用件に入ろう。
1つの電子メールに1つの用件。
1行の文字数は35文字程度。
半角カナや機種依存文字は使用しない。
メールでのマナー。
引用は最小限に。
チェーンメールは送らない。
誹謗中傷につながる内容を送らない。
メーリングリストの利用で注意したいこと。
メーリングリストは登録制の情報交換の場。
基本的に登録者以外の人がメーリングリストに電子メールを出してもその電子メールは配信されない仕組みになっている。
メーリングリストは,決められたアドレスへ電子メールを送るだけで,登録されている人全員にその電子メールが配信されるようになっている。特定の人と個人的なメッセージの交換をする場ではない。
教員がメーリングリストをモニタし,学習活動が円滑に進むように配慮する。

参考資料
(1) 情報通信白書 for Kids
http://www.kids.soumu.go.jp/
(2) インターネット利用ガイド
http://www.edu.ipa.go.jp/kyouiku/internet/caution/caution.html
(3) インターネットを利用する方のためのルール&マナー集
http://www.enc.or.jp/enc/code/rule/main.htm

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