具体的な実践事例
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  高等学校 オーラル・コミュニケーションII 東京都立国際高等学校 広瀬克己
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 ■グループ学習 ■個別学習 ■補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 ■繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 ■振り返り ■体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ ■CD-ROM ■スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
会話表現を映像と音声で視聴することで,臨場感を伴って生徒の興味関心を深められる。スクリプトと動画クリップの連動により,学習効果を高めることができる。

単元名
「ディスカッション(子供の独立について)」
学習指導要領との対応:
内容 (1) 言語活動
スピーチなどまとまりのある話の概要や要点を聞き取り,それについて自分の考えなどをまとめる。
幅広い話題について情報や考えを整理し,効果的に発表する。
幅広い話題について,話し合ったり,討論したりする。
指導目標
(1) 国や文化によっていろいろな意見・考え方があることを理解する。  
(2) 自分の意見を英語でまとめ,発表できるようにする。

指導計画
(1)
導入:
 
社会人になったとき,親元で暮らし続けるか独立するかを生徒に英語で問いかけ,英語で答えさせる。日本における一般的な傾向について意見を言わせる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2)
リスニングと内容理解:  
 
動画クリップを視聴させ各登場人物の意見をまとめさせる。口頭質問やワークシートを使用しての理解度チェックを行う。  
(3)
意見交換とまとめ:  
 
グループで,「どの登場人物の意見に共感したか」「登場人物の意見で自分の意見は変化したか」を話し合わせ,グループごとに「最も共感を集めた意見」をまとめさせる。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(4)
発表:  
 
各グループでまとめた意見を発表させる。(対立意見を持つグループ同士に,それぞれの考え方の根拠や利点を述べさせる。また反対意見に対する批判なども促す。)
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k

指導上の留意点
学習者の英語力に応じて,理解の補助や発言モデルとしてスクリプトを活用させる。いきなり難しい質問をして緊張させないよう,最初は賛成・反対を問うところから始めるほうがよい。発言をまとめる際も,必要に応じてスクリプトの表現を参考にして作文させる。
(4)の段階でどちらか一方の意見のみに傾いた場合は,教員が反対意見を支持して質問・批判をする。同じトピックでグループディスカッションやディベートに発展させていくこともできる。

参考資料
各国の意識調査,世論調査などの統計資料等のWebサイト

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