具体的な実践事例
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  高等学校 生物II 北海道夕張高等学校 西嶋満
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 ■その他〔実験室〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り ■体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
標本作成の手順を動画クリップで視覚的かつ短時間に示すことにより,難しい解剖箇所の要領をつかむことができ,口頭では理解しにくい部分を補うことができる。

単元名
「進化のしくみ (あるいは環境と適応)」
学習指導要領との対応:
内容 (2) 生物の分類と進化 イ 生物の進化

指導目標
各種腹足類の歯舌標本を作製し,歯舌の形態から食性や環境への適応,さらに腹足類の進化の過程について理解を深める。

指導計画
(1) 腹足類の一般的な生態・食性についての説明。  
(2) 腹足類(ツブ貝)の解剖手順についての説明。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 解剖・標本作り。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(4) スケッチと考察。
 
a. ツブ貝はどのような食性を持ち,どのような場所で生息しているか推測する。
 
b. 他の腹足類の歯舌形態と比較し,食性によってどのような違いがあるか理解し,近縁種との類縁関係について考察する。

指導上の留意点
解剖手順を見せる時に,歯舌嚢が存在する場所について注意を払うように指示し,誤って切断してしまわないように丁寧に示す。
種によっていろいろな歯舌式があり,歯舌の形態は藻食・肉食それぞれに適した形態を持っていることを気づかせるとよい。

参考資料
(1) 生物学辞典 岩波書店 山田常雄ら (1983,東京) p519
(2) 北海道立理科センター実験動画素材集(仮称)
http://exp.ricen.hokkaido-c.ed.jp/model/

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