具体的な実践事例
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  高等学校 化学II 北海道北見柏陽高等学校 山内由紀朗
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 ■失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ ■CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
実験を行う前に,ダイジェストビデオを見せることで学習者が実験内容とその意義を把握できるため,スムーズに実験を行うことができる。

単元名
「『エステル化』サリチル酸メチルの合成」
学習指導要領との対応:
内容 (3) 生命と物質 イ 薬品の化学


指導目標
(1) 化学反応の例として,エステル化を取り上げ,物性が変化することを体験し,エステル化の仕組みを理解する。
(2) 身近な薬品も簡単な化学反応によって作られることを理解し,化学の成果が日常生活に役立っていることを認識する。

指導計画
(1) 実験課題「サリチル酸メチルをつくる」を提示する。
(2) 実験内容及び手順などを示したデジタルコンテンツ(ダイジェストビデオ)を使いながら,本時で行う実験について説明を行う。特に,ポイントになる点においては強調し,生徒に一連の流れとポイントを理解させる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(3) サリチル酸メチルの合成実験を生徒に行わせる。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(4) 実験で用いた試薬の意味について生徒に考察させ,エステル化の反応について理解させる。

指導上の留意点
本時で行う実験内容及び手順などを示したダイジェストビデオを生徒にあらかじめ見せることで,生徒はスムーズに実験が行えるためポイントをおさえた指導ができる。そのため生徒の理解力の強化が期待できる。

参考資料
(1) 鬼塚公志(1998)「いますぐできるわくわく化学実験」自費出版:p.165
(2) 左巻健男編著(1996)「たのしくわかる化学実験事典」東京書籍:p.362-363

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