小学校・５年　算数　静岡県浜松市立北小学校　金子　淳

授業場所 ■普通教室　□コンピュータ教室　□特別教室　□体育館　 □運動場　□屋外　□その他〔　〕 授業形態 ■一斉学習　□グループ学習　□個別学習　□補習　□その他〔　〕 ITを活用する場面 □導入　■展開　□まとめ　□その他〔　〕 ITを主に活用する者 ■教員　□学習者　□その他〔　〕 ITを活用する目的 □課題の提示　□動機付け　□教員の説明資料　□学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　■モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　□比較　□振り返り　■体験の代行　□その他〔　〕 活用するIT ■コンピュータ　■プロジェクタ　□スクリーン　■電子ホワイトボード　■実物投影機　□デジタルカメラ　□ビデオ　□インターネット　□デジタルコンテンツ　□CD-ROM　□スピーカー　□その他〔　〕 円の面積の公式を導くために，円を分割して平行四辺形に変形するときに，実際に作業するのでは困難な32分割の様子をコンテンツで示している実践である。 「えんちゃん（円）の秘密を見つけよう（円）」 学習指導要領との対応： 第５学年　内容　Ｂ　量と測定　（１） イ 　円の面積の求め方を考え，それを用いること。 円の面積の求め方を，長方形や平行四辺形などの既習の形の面積の求め方に帰着させて理解させる。 （１） 学習課題「もっと正確に円の面積を求めよう」を提示する。 （２） 画用紙の円を配布し，面積の求め方を考えさせる。 　切ったり動かしたりして，自力解決を促す。 （３） 考えた方法を実物投影機を使って説明させる。 （４） 変形ができた児童から，「もっと細かくできれば，平行四辺形に近付く。」と見通しを発表させる。 （５） コンテンツを使って，3分割と64分割による変形の様子を示し，円の面積も既習の形に帰着させれば求められることを押さえる。 円を８分割や16分割することによって面積を求める場合，すぐにコンテンツを使って求めさせるのではなく、実際に手作業で確認させることも大切であす。なお，「もっと細かく分割できれば，もっと平行四辺形に近づく」という見通しを子どもにもたせてから，32分割，64分割などより細かく分割させる場合は，実際に取り組ませるにあたりコンテンツを使って紹介することが望ましい。