具体的な実践事例
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  中学校・1年 理科(第1分野) 福島県伊達郡梁川町立梁川中学校 大槻 和富
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 □グループ学習 ■個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り ■体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔マイク〕

セールスポイント
オシロスコープは高価で数を確保できない上に調整操作が複雑で生徒が操作するには難しい。コンピュータを使用すると生徒全員が簡単に操作でき個人ごとに実験を行って結果を確認することができる。

単元名
「音の世界」
学習指導要領との対応:
内容 (1) 身近な物理現象 ア 光と音
(ウ)  音についての実験を行い,音はものが振動することによって生じ空気中などを伝わること及び音の高さや大きさは発音体の振動の仕方に関係することを知ること。

指導目標
コンピュータを使って様々な音の振動を観察させることにより、音の大きさや高さは発音体の振動の仕方に関係することを見いださせる。

指導計画
(1) 自分ののどに手をあてて発声させ,音が振動であることを感じる。
(2) コンピュータによって音の振動が観察できることを知る。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(3) コンピュータによって音の振動の仕方を観察する。
(4) 音の大きさや高さを変えて観察し,その違いを記録する。
(5) 様々な音源を使って音の振動の様子を観察する。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(6) 音の大きさ・高さと波形の関係をまとめる。

指導上の留意点
音が振動であることを実感させるために波形表示ソフトウェア(WaveSpectra)を使用する。本ソフトウェアはスペースキーを押すたびに波形表示を一時停止して表示できるため観察・記録に大変便利である。音源にはできるだけ,リコーダー・音叉・試験管など,倍音成分の少ない音源を利用すると観察しやすい。動画クリップでは本校音楽で学習中の篠笛を利用している。

参考資料
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー
   「WaveSpectra For Windows」 (フリーソフトウェア)
     http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/

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