具体的な実践事例
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  高等学校 数学II 京都府立嵯峨野高等学校 中井 保行
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
年配教員しか存在を知らなくなった計算尺のペーパークラフトをインターネットで取り寄せ,動画による説明を聞き,教員も生徒も楽しく作り学ぶ。

単元名
「対数関数 〜計算尺の体験〜」
学習指導要領との関連:
内容 (3) いろいろな関数 イ 指数関数と対数関数 (ウ) 対数関数


指導目標
紙を用いて計算尺を作り,実際に計算に用い,30年前まで実用的な計算器であった計算尺を体験するとともに,「対数」が役立つものであることを理解させる。

指導計画
(1) 教員は,事前に計算尺のペーパークラフト用プリントを用意する。
(2) 教員は,この時間は30年前まで実用的な計算器であった計算尺を体験してみること,この原理に対数が使われていること,自分自身はほとんど計算尺について知らなかったことなどを述べる。
(3) 当研究会のデジタルコンテンツの画面にアクセスし,動画を生徒と一緒に見る。
(4) 動画の説明のとおり計算尺を作り,計算問題を解かせてみる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k

指導上の留意点
人前から姿を消して久しいアナログ計算器の代表である計算尺は,初めての人にはたいへん不思議な計算器である。この,単純な計算器を生徒に体験させることにより,意欲的に対数の学習に取り組めるようにしたい。また,小学生や中学生を対象にして,その不思議さをアピールするのも効果的で,広く数学の学習意欲の向上が期待できる。

参考資料
「東京理科大学」より
 http://www.rs.kagu.sut.ac.jp/~infoserv/museum/si/p21-3.html

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