具体的な実践事例
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  中学校・3年 社会(公民的分野) 香川大学教育学部附属坂出中学校 安藤 孝泰
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 ■グループ学習 ■個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔検証資料〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ ■ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔プレゼンテーションソフトウェア〕

セールスポイント
コンピュータ(プレゼンテーションソフト使用)とプロジェクタを使って、疑問課題を設定する。そしてインターネットやビデオなどの資料提示を行い、課題解決していく実践である。

単元名
「森林と人々の暮らしと日本とのかかわり」
学習指導要領との対応:
内容 (3) 現代の民主政治とこれからの社会
 世界平和と人類の福祉の増大
世界平和の実現と人類の福祉の増大のためには,国家間の相互の主権の尊重と協力,各国民の相互理解と協力が大切であることを認識させる。その際,日本国憲法の平和主義について理解を深め,我が国の安全と防衛の問題について考えさせるとともに,核兵器の脅威に着目させ,戦争を防止し,世界平和を確立するための熱意と協力の態度を育てる。また,人類の福祉の増大を図り,よりよい社会を築いていくために解決すべき課題として,地球環境,資源・エネルギー問題などについて考えさせる。

指導目標
(1) 熱帯雨林が減少している様子を資料から発見し,その原因・影響について考えることができる。
(2) マレーシア人と日本人の立場に立って,環境と森林資源についての意見を手紙にまとめることができる。

指導計画
(2時間)
(1) 東南アジアの風景を見させる。(ビデオプロジェクタ)
(2) コンピュータに映し出された伐採される熱帯林の写真を見て次の学習課題をつかませる。そして予想を立てさせる。
スライド
(3) コンピュータの資料を使って,カリマンタン島の木がなくなった理由を検証させる。
(4) グラフの今後を予想させて,次の課題をつかませ、発問に対する予想をする。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(5) それぞれの立場で検証し(資料を選択させる),わかったことを発表させる。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(6) それぞれの立場に立って手紙を書いて発表させる。

指導上の留意点
グラフの推移を利用し,新たな課題をつかませるように,グラフを読み取らせるにはITは有効な手だてである。学習意欲を高めるために,生徒に資料選択として,文章・ビデオ・インターネット・デジタルコンテンツと個に応じた資料を設定することが大切である。

参考資料
平成16年度文部科学省開発教育用デジタルコンテンツ
  
香川県中学校教育研究会社会科部会
   学習指導(公民)「森林と人々の暮らしと日本とのかかわり」
   http://shakaika.ymw.ne.jp/shidou/komin3-1/jisen.htm

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