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高等学校 工業化学 山口県立岩国工業高等学校 吉川 米治
授業場所
■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態
■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面
□導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者
■教員 □学習者 □両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的
□課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 ■振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT
■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕
プレゼンテーションソフトのアニメーションを利用しているので,付加重合の反応メカニズムを視覚的に理解できる。ポリプロピレンの立体規則性構造(アイソタクチック構造,シンジオタクチック構造,アタクチック構造)は,黒板のみでは高分子であるがゆえに構造の違いを説明することが困難であるが,分子モデル作成ソフトを利用して視覚的にわかりやすく説明できる。
「合成高分子」
学習指導要領との対応:
内容 (5) 材料と化学 ア 工業材料
(1)
高分子の重合反応をコンピュータアニメーションを利用して理解する。
(2)
合成によって生じた高分子の立体規則性構造を,コンピュータグラフィックスを利用して理解する。
(1)
合成有機高分子の物性による分類について提示し,該当する物質を考えさせる。
(2)
高分子の重合反応のうち,付加重合の反応をアニメーションを使ってシミュレーションする。
(3)
反応メカニズムについて説明する。
(1)重合開始反応 (2)生長反応 (3)停止反応
(4)
主な付加重合体について,分子モデルを使って説明する。
(5)
ポリプロピレンの立体規則性構造について,分子モデルを使って視覚的に理解する。
(6)
合成高分子の物性による分類と重合反応による分類のまとめ。
付加重合の反応メカニズムを視覚的にとらえさせ,縮合重合と違い不飽和結合が関係していることを印象付ける。また,立体規則性構造については,立体的な分子モデルを使って分子構造の違いをわかりやすく説明する。
大津隆行著「改訂 高分子合成の化学」化学同人:p.47