具体的な実践事例
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  養護学校(小学部)・6年 国語 茨城県立下妻養護学校 北澤 拓哉
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 □学習者 ■両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
大きなスクリーンに文字や写真を映し出すことにより,文字そのものに興味をもちやすい。繰り返し取り組むことで,発表する楽しさを味わうことができる。五十音一つ一つに4種類の文字と写真を用意した。
単元名
「ひらがなよめるかな」
ひらがなに興味をもち,身の回りのものの名称や言葉に興味をもつことを目的とする。大きなスクリーンにひらがなを映し,読むことができたら写真と対応させて確かめることにより,さらに理解を促すことができる。また,頭文字が共通する別の言葉も読んだり考えたりすることで,ことば遊びの要素を取り入れながらひらがなのより深い理解を促す。次の段階としてしりとり遊びなどが考えられる
学習指導要領との対応:
知的障害者を教育する養護学校
[国語]
内容 2段階
(1) 教師や友だちなどの話し言葉に慣れる。
(2) 見聞きしたことなどを簡単な言葉で話す。
(3) 文字などに関心をもち,読もうとする。
(4) 文字を書くことに興味をもつ。

指導目標
(1) スクリーンに映ったひらがなに興味をもち読むことができる。
(2) スクリーンに映った写真を見て名称を答えることができる。
(3) 頭文字につながる単語を考えることができる。

指導計画
(1) スクリーンに投影された五十音表を読む。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
スクリーンに五十音表を投影し,児童と一緒に
読んでいるところ。
(2) 文字カードの中の一字を選択し,頭文字として続く単語を読む。絵カードを見て名称を発音する。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
文字カードの中から一字を選択し,頭文字として続く単語を
読み,絵カードを見て名称を発音しているところ。
(3) 課題を達成できた場合,ほかの単語も考えて発表する。
(4) 発音した単語と絵カードを対応させて確かめる。
ほかの単語も考えて発表しているところ。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k


指導上の留意点
児童の様子に合わせて,臨機応変に展開することが望ましい。次々と新しいスライドを表示するだけでなく,一つの文字から波及して,言葉の意味や活用法についてなど発展させることも考えられる。また,スライドの操作は容易なので,場合によっては児童が操作することも効果的である。


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