具体的な実践事例
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  高等学校 理科総合A 神奈川県鎌倉女子大学高等部 松野 茂雄
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 □学習者 ■両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □ふり返り □体験の代行 ■その他〔調べ学習に利用〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
環境省のホームページを利用することで,現在の化学物質対策を授業に取り入れることができる。また,興味をもった事象を各自で調べることができる。

単元名
「生物と物質のかかわり」
学習指導要領との対応:
内容 (3) 物質と人間生活 イ 物質の利用
(イ)  生物のつくる物質
 生物が有用な物質をつくること及び生物体内の化学反応の精妙さについて理解させる。
内容の取り扱い (2)
 (イ)については,人間が衣食住や医療の分野において生物のつくる物質に支えられてること,おだやかな条件下で特定の物質を効率よくつくる生物の働きなどを扱うこと。その際,自然界における生物の働きに与える合成物質の影響についてもふれること。

指導目標
  化学合成物質を利用することによって,人々の暮らしが豊かになった反面,生物に予期せぬ影響がでていることを理解させる。

指導計画
(1) 化学合成物質の利便性と,生態系への影響について説明する。
ビデオクリップサムネール1
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(2) 水俣病を例にとって生物濃縮について説明し,その後を各自で調べさせる。
(3) 環境省のホームページを閲覧し,環境ホルモンの現状について理解させる。また,環境ホルモン・ビスフェノールA・大学などをキーワード検索し,現在の研究状況を調べさせる。
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(4) 授業内容についての意見・感想を,メールで提出させる。
(5) 代表者に意見・感想を発表させる。
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(6) 化学合成物質の生態系への影響は,現在研究が進められているものも多いため,報道される情報の詳細を確認する必要性について説明する。


指導上の留意点
  インターネット(ホームページの閲覧)を利用するときには,著作権・肖像権などについて生徒への事前説明が必要である。また,生徒がホームページを検索するときには,情報の信憑性を考え,公的機関を優先するように指導した。

参考資料
(1) 環境省
http://www.env.go.jp/
保健・化学物質対策
http://www.env.go.jp/chemi/index.html
内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)問題
http://www.env.go.jp/chemi/end/index.html
(2) 水俣市立水俣病資料館
http://www7.ocn.ne.jp/~mimuseum/

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