具体的な実践事例
小学校 中学校 高校 特別支援教育 活用ポイントで探す オススメ 初心者向け Top
  小学校・6年 社会 山口県山口市立良城小学校 河畑 格致
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 □学習者 ■両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔スキャナ〕

セールスポイント
豊富な画像資料をスクリーンに映し出すことにより,クラス全体で情報を共有し,スムーズな話し合いをすることができる。

単元名
「米作りのはじまりと国の統一」
学習指導要領との対応:
内容 (1)
 我が国の歴史上の主な事象について,人物の働きや代表的な文化遺産を中心に遺跡や文化財,資料などを活用して調べ,歴史を学ぶ意味を考えるようにするとともに,自分たちの生活の歴史的背景,我が国の歴史や先人の働きについて理解と関心を深めるようにする。
 農耕の始まり,古墳について調べ,大和朝廷による国土の統一の様子がわかること。その際,神話・伝承を調べ,国の形成に関する考え方などに関心をもつこと。

指導目標
登呂遺跡から発掘された出土品の画像とムラの再現図を手がかりに,米作りが始まった頃の人々の様子を調べ,次第にムラが形成されていったことに気付くことができる。

指導計画
(1) 昭和18年,登呂遺跡が発見された当時の記録画像をスクリーンに投影し,児童に見せ,学習への興味・意欲を喚起する。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) 児童一人一人が考古学者になったつもりで,それぞれの出土品が何に使われていたのか推測させる。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 学習資料集の「米づくりの1年」の画像を見て,出土品とその使われ方を対比させる。
(4) 弥生時代のくらしについて気付いたことを話し合う。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k

指導上の留意点
(1) 1枚の画像は100の言葉より雄弁である。導入部では,興味深い画像を豊富に提示することで,児童の興味関心を最大限に引き出したい。プロジェクタとスクリーンを活用することで,それが容易になる。
(2) 1枚の画像資料をクラス全体で共有することにより,児童に参加意欲が生まれる。絵で補足しながら説明できることで理解がしやすくなる。ここではタブレットPCを用いることで,児童に図示させている。

参考資料
(1) 大場磐雄博士写真資料:國學院大學学術フロンティア事業
  http://www2.kokugakuin.ac.jp/frontier/
(2) 米づくりの1年:公文書院「社会科資料集6年」

IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜