具体的な実践事例
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  高等学校 書道III 京都府立綾部高等学校 今井 裕子
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 □展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 □学習者 ■両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔作品の仕上げ〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔スキャナ〕

セールスポイント
写真と書を重ね,コンピュータで合成する書作品である。古典的な学習が多い書道の授業にPCを取り入れることにより,生徒が興味・関心をもって取り組める。

単元名
「書と写真の出会い」 〜写真から想いを引き出す漢字仮名交じりの書の創作指導〜
学習指導要領との対応:
内容 A 表現 (1) 漢字仮名交じりの書

指導目標
(1) 写真を使うことで若者に内在する素直な想い,真剣な想いを詩文に引き出す。
(2) 想いを表現をするための技術を高める。
(3) PCを使うことで文字色やサイズの変更,配置場所などが容易に変えられ構成の学習に役立つ。

指導計画
(1) 使用する写真の決定(オリジナルの写真に限定)。
(2) 写真から想いを引き出し,詩文を決定する。
(3) 詩文の推敲(生徒の思いを重視する)。
(4) 詩文の意味や感情の表現に適した書風で自書し作品にまとめる。
(5) 写真と書作品をスキャナで取り込み保存する。
(6) 写真と書作品をコンピュータで合成し,プリントアウトする。
 
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k


指導上の留意点
  作品の最終段階にコンピュータを使用することにより,生徒が興味・関心をもち意欲的に取り組むことが魅力的ではあるが,あまりコンピュータの技に頼るのではなく,あくまでも詩文の選定と書表現の充実に重点をおいて指導にあたりたい。

参考資料
生徒作品
生徒作品1 生徒作品2

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