具体的な実践事例
小学校 中学校 高校 特別支援教育 活用ポイントで探す オススメ 初心者向け Top
  小学校・5年 体育 熊本大学教育学部附属小学校 塩村 勝正
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 ■体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔評価の仕方としてのモデル提示〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔自作コンテンツ〕

セールスポイント
モデル画像や評価のモデル動画を用いて,「サポート」(空間認識)の大切さを学ばせていく実践である。

単元名
「たのしもうバスケットボール」
学習指導要領との対応:
第5学年及び第6学年 内容 E ボール運動 (1)
 チームに適した課題をもって次の運動を行い,その技能を身に付け,簡単な作戦を生かしてゲームができるようにする。
  バスケットボール

指導目標
(1) 画像(動画を含む)を視聴することで,戦術的気付きをもつことができる。
(2) 「サポート」する動きを学び,作戦に取り入れ,そのことを意識してゲームを進めることができる。

指導計画
(1) モデルによる画像をスクリーンで視聴し,「サポート」の良さを話し合う。
(2) 実写(スローモーション動画)をスクリーンで見ながら動きをイメージしてみる。
(3) 復習(ドリルゲーム)を行う。
(4) 評価者としての評価の仕方をスクリーン(スローモーション動画)を見ながら学ぶ。
(5) 評価対象となるゲームを行う。
(6) 自己評価を行い,ミニゲームの成果と課題をゲーム時の評価をもとに話し合う。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k

指導上の留意点
 体育の学習では,運動量を確保することが必ず必要である。しかし,座学での「わかる」ことも大切である。そこで,体育で使う画像については,シンプルでわかりやすいもの(座学が5分以内で終わるもの)が求められる。今回は,プレゼンテーションソフトを使って,静止画を貼り付け,→や空間を○で表し,空間認識を学ばせ,自分たちの動きの課題をつかませた。また,動画をスローモーションにしたり,止めたりして評価のポイントを示していった。
 小学校におけるボールゲームでは,2階からの撮影(俯瞰)が効果的であることがわかった。また,同様にペアの相手の評価をさせる際,2階からの評価が効果的であり,「できた」ことを確認していくことができた。


IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜