具体的な実践事例
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  高等学校 作物 宮城県農業高等学校 村上 泰己
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 ■その他〔農場特別教室〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 ■体験の想起 ■比較 □振り返り ■体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
1年間の米づくりをまとめダイジェストとして提示することができる。実際に授業や実習の導入・展開時,農閑期のまとめの学習として幅広く利用できる。また,時期や季節的なタイミングなどで実物が提示できないものや,時代の移り変わりを教材として提示することができる。現代の米作りと昭和初期の米作りを比較できるなど農業の移り変わりを視覚的に項目ごとに学習することができる。
小中学校では,田植えや収穫といった節目の体験を行っているが,それ以外の栽培・管理・生産をデジタルコンテンツ「お米の一生」を利用することで総合学習としての幅広い学習や疑似体験ができる。


単元名
「イネ」
学習指導要領との対応:
内容 (1) 作物生産の役割と動向
 作物生産と肥料供給

指導目標
日本人の主食であり,文化でもあるイネの生産を学習するとともに,実際に栽培生産することができる技術と態度を身に付けさせる。

指導計画
(1) 「作物」専攻生の導入学習として一年間の流れを理解させる。
(2) 実習項目ごとにイネの特徴や名称,実習内容を理解させる。その際に今と昔の「米づくり」の比較する。
(3) 実際の米作りの実習を行う。
(4) 冬の農閑期にイネ作り一年間のまとめの授業や向かいのイネ作りの様子などデジタル映像を見ながら行う。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
「お米の一生」 「稲作デジタル博物館」


指導上の留意点
   年間を通じて多種多様の工程を経て作られる「イネ」,このイネの生産を項目ごとに学習させるのに非常に効果的で,年度当初の導入段階での意識付けや実習項目ごとや,収穫後の農閑期のまとめ段階まで幅広く利用できる。
 実習を伴う場合校外に出ることが多いので機材の取扱いに注意するとともに,パソコンより取り出した印刷物で授業を行うこともできる。
 農業は天気や気候が相手の仕事なので,荒天時など中で授業をする際の教材として活用していきたい。
 多種多様のコンテンツがあり,映像を利用するとともに印刷して利用してほしい。


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