具体的な実践事例
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  小学校・5年 算数 岐阜県大垣市立静里小学校 宇野 芳彦
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 □展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 ■学習者 □両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 ■繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 ■振り返り □体験の代行 ■その他〔学習内容の定着と確認〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔プリンタ〕

セールスポイント
算数のe-Learning システムを活用して,本時の学習内容の定着を図る。

単元名
「割合とグラフ」
学習指導要領との対応:
内容 D 数量関係
(2) 百分率の意味について理解し,それを用いることができるようにする。

指導目標
「割合」の用語とその意味を理解し, 割合=比べる量÷もとにする量 で求められることを知り,割合を小数や分数で求めることができる。

指導計画
(1) 教科書の問題提示
 あきらさんが住んでいる市には,サッカ−チ−ムが4チ−ムあります。
 それぞれのチ−ムのこれまでの試合数と勝った回数は58ペ−ジの表のようになっています。成績のよい順に言いましょう。
(2) 勝った回数だけで比べられるのか,成績が一番よいとは,どういうことなのかを考えさせる。
(3) 学習課題「勝った回数が試合数の何倍にあたるかを調べて順位を言おう」を提示。
(4) チ−ムの成績を出すために,勝った回数が試合数の何倍かを求める式を考えさせる。
(5) 「もとにする量」「比べる量」「割合」の用語を教え,割合を求める式を言葉の式にまとめる。
 割合=比べる量÷もとにする量
(6) ほかのチ−ムの勝った割合を求め,割合が大きい順に成績を比較させる。
(7) 教科書の練習問題を解き,できたらノートをもって見せに来るよう指示する。
(8) 練習問題を正答した児童に対し,インターネットから「楽しく学ぶ算数」のコンテンツに自分のIDとパスワードを使ってアクセスし,割合の確かめ問題プリントを各自印刷して行うよう指示する。
(9) 練習問題やプリントでつまずいている児童を援助する。
(10) 答えのページを見て,答え合わせをするよう指示する。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k

指導上の留意点
e-Learning システムは1時間の学習内容の定着を図るための活用,また,自分で問題を選んで行う自主学習プリントとしての活用など,自宅でも活用できるコンテンツである。学習したプリントは,ファイルなどに綴じて継続的に取り組ませたい。

参考資料
平成16年度教育情報共有化促進モデル事業
岐阜県算数コンテンツ情報共有化プロジェクト
「楽しく学ぶ算数・数学」
http://210.172.205.77/usr/user_login.php

IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜