具体的な実践事例
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  中等教育学校,前期課程(中学)・2年 外国語 兵庫県立芦屋国際中等教育学校
  岩見 理華・Alexander Peter Swallow (ALT)
(中等教育学校は中高一貫校の一形態で,前期課程を中学,後期課程を高校の課程と しています)
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ ■その他〔個別活動〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 ■繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔演習〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン ■電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔個別音源〕

セールスポイント
Webページや英語のネイティブスピーカが作成したオーセンティックな教材を提示することによりダイナミックな文法説明と活動を学習者に提供する。

単元名
「比較級」
学習指導要領との対応:
内容 (1) 言語活動
 ア  聞くこと
(イ)  自然な口調で話されり読まれたりする英語を聞いて,具体的な内容や大切な部分を聞き取ること。
(ウ)  質問や依頼などを聞いて適切に応じること。
(2)  言語活動の取扱い
 ア  3学年間を通した全体的な配慮事項
(イ)  コミュニケーションを図る活動においては,具体的な場面や状況に合った適切な表現を自ら考えて言語活動ができるようにすること。
(3)  言語材料
 エ  文法事項
(オ)  形容詞及び副詞の比較変化

指導目標
(1) 形容詞の比較級を原級と比較しながら文脈の中で適切に使用できるようにする。
(2) ITなども効果的に用いて英語でコミュニケーションする積極的な態度を養う。

指導計画
(1) 本時の目標の提示。
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(2) 文法説明:電子情報ボードに商品のWebページを提示しながら行う教師によるロールプレイ。
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(3) 個別音源を用いたリスニング活動(2つのMDプレーヤのラジオ広告の情報を聞き取り,どちらの製品を買うか決める)。
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ワークシート(PDFファイル)
Panascenic MD player
スクリプト(PDFファイル)
音声データ(natural speed)
音声ファイル(MP3ファイル)
音声データ(slower speed)
音声ファイル(MP3ファイル)
Victoria MD player
スクリプト(PDFファイル)
音声データ(natural speed)
音声ファイル(MP3ファイル)
音声データ(slower speed)
音声ファイル(MP3ファイル)
(4) 聞き取った情報の確認。
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(5) 発表の評価の観点の説明。
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(6) ペアでの話し合いと教師の支援。
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(7) 電子情報ボードを用いた発表とフィードバック。
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(8) 活動全体の評価。
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指導上の留意点
(1) この活動のあとには,ALTに比較級を用いて商品をすすめるスピーキングタスクを最終目標活動として位置付けている。
(2) 生徒にインターネットから自由に2つの商品を探して比べさせる活動も可能である。
(3) ITを授業で活用する際,ITを使用する目的は教師側だけが理解しているだけでなく,生徒たちとも共有されていることが授業を成功させるときの重要なポイントとなる。
(4) いろいろ商品のホームページには実物の写真のほか,製品仕様(大きさ,重さなど)など比較表現に使える情報が豊富である。生徒たちの興味を引く商品(オーディオ機器やコンピュータゲームなど)を教材として使用すれば学習意欲が高まるだけでなく,実際の言語使用を意識した活動となり,文法知識の定着や活性化が図れるだろう。


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