具体的な実践事例
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  高等学校 課題研究 兵庫県立香住高等学校 今井 好文
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 □運動場 ■屋外 ■その他〔実習室〕
授業形態 □一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □両方 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 ■デジタルカメラ ■ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
課題研究の取り組み方や研究過程で生じる諸問題を自らの力で解決する手順について,動画で流れをまとめた事例など参考にしながら,課題研究の展開の仕方を学習する。また,まとめとして発表に用いる画像の導入方法など,成果を相手にわかりやすく伝える能力の育成を図る。

単元名
「私たちにできるボランティア」
学習指導要領との対応:
内容
(1)  調査,研究,実験
(3)  産業現場等における実習

指導目標
社会奉仕活動に主体的,創造的に取り組む態度を育て,参加することによって生じる諸問題の解決や探求活動に,自らの力でよりよく問題を解決する資質や能力を育てる。

指導計画
(1) 生徒の人格形成の上で,社会参加に関する教育活動を実践することは,豊かな心を育み、自らの働きがいを見つけることができる。水産を学ぶ生徒たちの専門性を生かした地域へのボランティア活動のあり方を考えさせ,豊かな地域づくりに貢献する。
(2) 課題研究の取り組み方について,過去の事例動画クリップを見せながら,課題研究の意義と活動の流れを考えさせる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 地域ではどのようなボランティア活動が行われているのか調査する。
(4) 実際に行われている地域のボランティアの活動を体験することによって,ボランティア活動に対する心構えや態度のあり方を学ばせる。
(5) 水産物の加工・調理技術を学ぶ水産の生徒たちの専門性を生かしたボランティア活動を展開することによって,生徒が取得した水産の専門性(知識や技術)がより生かされ,そのことによって地域に貢献できることを学ばせる。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(6) 地域のボランティアコーディネーターとの懇談会(まとめ)。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k


指導上の留意点
これからの地域社会は,地域に生活するすべての人々が手をたずさえて,ともに生きる社会をめざして,社会参加に関する教育活動を実践することが大切である。魚介類などの水産物の加工や調理技術を学ぶ水産の生徒たちが,自分たちが学んだ水産の専門性を生かしたボランティア活動にはどのようなものがあるのかを考えさせ,それを実施する過程で生じる諸問題を自らの力で解決する能力を養い,社会参加する意識の高揚が大切である。過去のモデルとなる事例を動画などで参考にすることによって,学習効果の高い活動を展開させることができる。

参考資料
  平成16年度教育情報共有化促進モデル事業
シーフードプロジェクトチームコンテンツ
http://www.hyogo-c.ed.jp/~h16SF/

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