具体的な実践事例
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  高等学校 現代社会 福岡県立東鷹高等学校 米田彰吾
IT活用のポイント
授業場所 普通教室 コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 導入 ■展開 まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 課題の提示 動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
歳入や歳出,人口の推移など,国の行政機関が公開しているデータを活用することにより,これからの日本財政の在り方を考えさせる授業実践である。

単元名
「私たちの生活と財政の役割」
学習指導要領との対応:
内容 (2) 現代の社会と人間としての在り方生き方
 現代の経済社会と経済活動の在り方

指導目標
  租税と財政の仕組みを学習することを通じて,現在の日本の財政状況について理解し,これからの日本の財政を考えさせる。

指導計画
(1) 私たちの生活と財政の役割について学習することを説明する。
(2) 納税の義務(憲法30条),租税の分類(直接税と間接税,国税と都道府県税・市町村税)などについて基本的事項を理解させる。
(3) 歳入と歳出の主な項目について理解させる。
(4) 日本の今後(少子高齢社会,医療費の増加,税収の減少,国債残高の増加など)を考えていく上で,財政はどうあるべきなのかを考察させる。
(5) 本時のまとめ
 
ビデオクリップサムネール1
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指導上の留意点
(1) 今後の財政のあり方を考えさせていく場合には,社会保障の面,環境保護の面,国際貢献の面など様々な点から考えさせることが重要であるからインターネットを活用して様々な情報を収集し考察,判断させるように指導する。
(2) 国税庁が毎年実施している「税に関する高校生の作文」があるが,本校では授業の課題の一つとしてこの作文に全員を取り組ませている。このように本単元の学習をきっかけとしてレポート作成やディベート形式の授業へと発展させていくこともできる。

参考資料
 
財務省
国立社会保障・人口問題研究所
厚生労働省
環境省
国税庁
電子政府
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