具体的な実践事例
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  中学校・3年 理科(第2分野) 愛知県小牧市立光ヶ丘中学校 田上昭典
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔書画カメラ〕

セールスポイント
写真や資料をポイントごとにプロジェクタで映し出すことにより,生徒の興味・関心を高めさせるとともに,生徒の作成した関係図をその場で書画カメラで取り込み,提示しながら説明することで,生徒の理解を深めさせることができる。

単元名
「自然のなかの生物」
学習指導要領との対応:
内容 (7) 自然と人間 ア 自然と環境
(ア) 微生物の働きを調べ,植物,動物及び微生物を栄養摂取の面から相互に関連付けてとらえるとともに,自然界では,これらの生物がつり合いを保って生活していることを見いだすこと。

指導目標
単元の目標
(1) 微生物の働きや自然環境を調べ,自然界における生物相互の関係や自然界のつり合いについて理解し,自然と人間の関わり方について総合的に見たり考えたりすることができるようにする。
(2) 自然環境を保全することの重要性を認識して,これまでの学習を踏まえて主体的で探究的な学習ができるようにする。
本時の目標
(1) 生物の食べる・食べられるという関係に興味をもち,進んで考えようとする。(関心・意欲)
(2) 自然界での食物連鎖の関係を,図で示すことができる。(技能・表現)

指導計画

(1)

プロジェクタで,山にえさがなくなり,人里に下りて来た熊に関する新聞記事を見せ,熊が普段何を食べているのかを発表させる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) 食物連鎖という用語を知り,プロジェクタで本時の学習課題を提示する。

(3)

プロジェクタで,生物の食べる,食べられる関係の例を提示して関心をもたせる。次に,学習プリントを提示し,食物連鎖の関係を矢印でつなぐ方法を説明する。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k

(4)

各自学習プリントに記入させる。作成した関係図を書画カメラで取り込み,スクリーンに映し出して説明させる。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
(5) 作成した関係図からわかることを書き,発表させる。
ビデオクリップサムネール4
ビデオ300k ビデオ150k
   
  添付資料:学習プリント(pdf)

指導上の留意点
(1) 今回,単元の導入で熊に関する新聞記事を使用したが,熊が人里に下りて来た理由をしっかりおさえることが必要である。また,導入で生徒の興味を引かせるために,その時その時でタイムリーな内容を提示していくことが望まれる。
(2) 学校の図書室にある動物図鑑などをもとにして,提示する写真を容易に探し出すことができる。できればビデオによる視聴もさらに関心を高める手だてとなるだろう。
(3) 生徒のつぶやきを生かす方法の一つとして,スクリーンに映し出す資料などに視点を集中させて授業を展開するとよいと思われる。

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