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高等学校英語

速く正確に内容を読み取る力を育てる
コンピュータの機能と速読用英文表示ツールを利用した速読練習

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速読用英文表示ツール
▲速読用英文表示ツール
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ポイント1 速読用英文表示ツールの機能及び使用法

(1)ファイルの読み込み
[ ファイル読み込み]ボタンをクリックするとウインドウが開きます。そこで読み込ませたいファイルを指定します。サポートされているファイル形式はテキスト形式のみです。

(2)表示方法の選択
テキストの作り方と表示方法より表示の方法を選びます。

・「/毎」
  /で区切られた範囲のテキストを順番に表示していきます。一つ前のテキストは消去されます。//は改行として扱われます。
・「/全文」
  /で区切られた範囲のテキストを順番に表示していきます。一つ前のテキストは消えることなく追加されていきます。//は改行として扱われます。
・「//毎」
  //で区切られた範囲のテキストを順番に表示していきます。一つ前のテキストは消去されます。/は無視されます。
・「//全文」
  //で区切られた範囲のテキストを順番に表示していきます。一つ前のテキストは消えることなく追加されていきます。/は無視されます。

(3)表示間隔の調整
スライダーをドラッグで動かして時間を調整します。調整できる範囲は0.2秒〜20秒までです。

(4)練習の開始
[スタート]ボタンをクリックすると表示が開始されます。[一旦停止]ボタンをクリックすると止めることができます。[スタート]ボタンをクリックすると再びそこから表示が始まります。

(5)練習の終了
[ストップ]ボタンをクリックすると表示の途中でも表示が停止されます。

(6)スクロールバー
[ストップ]ボタンをクリックすると,スクロールが可能になるので、テキストの表示を戻すことができます。

(7)表示のクリア
[クリア]ボタンをクリックすると表示されているテキストが消えます。

◇その他の仕様

テキスト内の改行はそのまま改行として扱われます。 
テキストが最後まで表示されても[ストップ]がクリックされるまでタイマーは止まりません。

 

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ポイント2 未習語の提示の仕方

これから提示する英文中にある未習語のうちのいくつかを選び,その意味を次のいずれかの方法で提示します。

(1)Web上の辞書を使って調べさせる。
 オンライン辞書 スペースアルク
http://www.alc.co.jp/

(2)英英辞典で調べた英語の定義を提示。口頭で行うとinteractive。
 Word Central's Student Dictionary
http://www.wordcentral.com/
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コンテンツにより英文が表示されていく場面
▲コンテンツにより英文が表示されていく場面
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ポイント3 付属の速読用英文表示ツールによる英文の提示

設定した表示方法で,文章を読ませます。1回目ではとにかく読んで概要を把握することに集中させます。
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グループ活動の場面
▲グループ活動の場面
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ポイント4 グループ活動への展開

同じ表示方法で2回目を読ませます。今度は,読みながら,日本語で概要をまとめさせます。グループで短時間話し合わせ,グループの案をまとめさせます。
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口頭によるQ&Aの場面
▲口頭によるQ&Aの場面
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ポイント5 Q&A活動

同じ表示方法で3回目を読ませます。読んだあと,その文章の内容についての質問に英語で答えさせます。質問をあらかじめ用意しておく必要があります。口頭でやるとinteractiveです。
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ポイント6 全文を表示しての活動

画面上に全文を表示し,もう一度内容を確認するとともに,文法的なポイントを押さえたり,音読させたりします。
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生徒が要約文をコンピュータに入力している場面
▲生徒が要約文をコンピュータに入力している場面

ポイント7 書くことの活動への展開

表示していたテキストを消して,それぞれの記憶をもとに,グループで英語による要約を書かせます。可能であればコンピュータに入力させてもよいでしょう。コンピュータに入力させ,フロッピーディスクなどに保存させて提出させると,全体へのフィードバックにコンピュータやプロジェクタが使用できて便利です。
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