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中学校英語

単語の瞬間的な認識や発音の練習
コンピュータを使った簡単,多機能な英単語フラッシュカード

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準備するもの

1) ハード
コンピュータ,プロジェクタ(テレビ),接続ケーブルなど
2) ソフト
プレゼンテーションソフト
グループ活動で行うときには,各グループの得点が記入できる得点シート(PDF形式)


スライドに,提示したい単語を入力します。
▲スライドに,提示したい単語を入力します。

単語が入力し終わったら,「新しいスライド」を作成して,次の単語を入力します。
▲単語が入力し終わったら,「新しいスライド」を作成して,次の単語を入力します。

準備1 単語の入力

プレゼンテーションソフトを起動し,活動の目的や生徒の英語レベルや興味・関心などの段階に応じて,授業で扱う単語を一つ一つ入力していきます。
単語を1つ入力し終わったら,[挿入]→[新しいスライド]をクリックして,新しいスライドを作成し,次の単語を入力します。この作業を繰り返して,授業で使用したい単語をすべて入力します。

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作成したスライドに,「Lesson1 単語」という名前を付けて保存します。
▲作成したスライドに,「Lesson1 単語」という名前を付けて保存します。
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準備2 ファイルの保存

単語を一通り入力したら,名前をつけて,ファイルとして保存します。
 
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スライドに,提示したい単語を入力します。
▲スライドに,提示したい単語を入力します。
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準備3 単語を切り替えるタイミングの設定

入力した単語を提示するには,教師が一つ一つ手動で切り替える方法と,一定時間が経つと自動的にスライドが切り替わるようにする方法の2種類があります。スライドが自動的に切り替わるようにするには,「スライドショー」→「画面切り替え」中の「画面切り替えのタイミング」の欄で「自動的に切り替え」にチェックを入れ,その下の欄に切り替えまでの秒数を入力します。例えば,5秒後に自動的にスライドが切り替わるようにしたい場合は,「00:05」と入力します。
指定した設定をすべてのスライドに適用したい場合は,[すべてに適用]を,現在表示されているスライドにのみ適用したい場合には,[適用]をクリックします。
フラッシュカードで使用する単語の中に,生徒が困難を感じると思われるものが多い場合は手動で切り替え,そうでない場合は自動的に切り替えるようにするなど,活動の目的に応じて,設定を使い分けましょう。
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画面写真のように設定をすることで,interestingの文字に含まれる文字が,一文字ずつ右側から飛んでくるように設定をすることができます。
▲画面写真のように設定をすることで,interestingの文字に含まれる文字が,一文字ずつ右側から飛んでくるように設定をすることができます。
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準備4 単語の提示方法の設定(アニメーションの設定)

プレゼンテーションソフトの「アニメーションの設定」を利用すると,単語を提示する方法に色々なバリエーションをつけることができます。単語が下からせり上がってきたり,右上から斜めに降りてくるなど,提示方法を多様にすることで,生徒を飽きさせないような工夫をすることができます。
また,「アニメーションの設定」ウィンドウで,「テキスト」を「文字単位」に設定すると,単語に含まれる文字を全ていっぺんに表示するのではなく,単語の先頭から1文字ずつ表示させることができます。単語の文字を1文字ずつ表示させることで,生徒に単語を類推させる,ゲーム的な要素の高い活動を行うことができます。
生徒のレベル,提示する単語の内容,活動の目的に応じて,単語ごとに最適なアニメーションをあらかじめ設定しておきましょう。
 
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既に作成した,“apple.wav”という名前の音声ファイルを挿入しています。
▲既に作成した,“apple.wav”という名前の音声ファイルを挿入しています。
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準備5 音声の挿入

プレゼンテーションソフトのスライドには,文字だけでなく,音声ファイルも挿入することができます。この機能を利用すると,単語を提示した後に,その単語をネイティブ・スピーカーが発音している音声を流し,生徒自身の発音と比べさせることができます。
音声ファイルは,「サウンド・レコーダー」などのアプリケーションを利用して,ALTにその単語の発音を吹き込んでもらうことで作成することができます。特に発音の難しい単語のスライドには音声を付けるなど,必要に応じてスライドに音声ファイルを挿入しておくと良いでしょう。
音声ファイルを挿入するには,[挿入]→[オブジェクト]をクリックし,[ファイルから]にチェックをつけます。その後,[参照]ボタンをクリックし,挿入したい音声ファイルを選択します。
 
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既に作成した,“apple.jpg”という名前の画像ファイルを挿入しています。
▲既に作成した,“apple.jpg”という名前の画像ファイルを挿入しています。
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画像ファイルが挿入されました。画像ファイルを使用することで,単語の意味を意識させながら,フラッシュカードによる練習を行うことができます。
▲画像ファイルが挿入されました。画像ファイルを使用することで,単語の意味を意識させながら,フラッシュカードによる練習を行うことができます。
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準備6 画像の挿入

スライドには,画像も挿入することができます。単語を提示した後に,それに関連する画像を提示することで,生徒にその単語の意味を視覚的に認識させ,単語への理解を深めさせることができます。
画像ファイルを挿入するには,[挿入]→[オブジェクト]をクリックし,[ファイルから]にチェックをつけます。その後,[参照]ボタンをクリックし,挿入したい画像ファイルを選択します。
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「スライド一覧」を選択し,今までに作成したスライドを確認します。
▲「スライド一覧」を選択し,今までに作成したスライドを確認します。
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準備7 作成したスライドの確認

スライドの入力が終わったら,作成したスライドを一通り眺めて,内容を確認しましょう。「表示」→「スライド一覧」を選択することで,一度に複数のスライドの内容を確認することができます。
元の画面に戻すには,「表示」→「標準」を選択します。
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“apple”のスライドを“interesting”のスライドの前にドラッグしています。
▲“apple”のスライドを“interesting”のスライドの前にドラッグしています。
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“apple”のスライドが,“interesting”のスライドの前に移動しました。
▲“apple”のスライドが,“interesting”のスライドの前に移動しました。
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準備8 提示順序の変更

「スライド一覧」では,スライドの提示順序を変更することもできます。例えば,左の画面で“apple”のスライドを“interesting”のスライドの前までドラッグすることで,2つのスライドの順番を入れ替えることができます。
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Interestingのスライドを,非表示に設定しています。
▲Interestingのスライドを,非表示に設定しています。
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準備9 特定のスライドを非表示にする

作成したスライドは,スライドショーの実行時に表示しないように設定することができます。作成したスライドの中に,生徒にとって難しすぎたり,簡単すぎたと思われるものがあったら,非表示にするように設定をしましょう。
非表示にするには,[スライドショー]→[非表示スライドに設定]をクリックします。
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Lesson 1に登場する単語を,教科書に登場する順番で並べたスライドです。「Lesson1 登場順」という名前がついています。
▲Lesson 1に登場する単語を,教科書に登場する順番で並べたスライドです。「Lesson1 登場順」という名前がついています。
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スライドを入れ替えて,スライドをアルファベット順に並び替えました。
▲スライドを入れ替えて,スライドをアルファベット順に並び替えました。
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「Lesson1 アルファベット順」という名前をつけ,新しいファイルとして保存します。
▲「Lesson1 アルファベット順」という名前をつけ,新しいファイルとして保存します。
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生徒の反応に応じて様々な活動ができるように,複数のバージョンのスライドを,授業前にあらかじめ用意しておくと便利です。
▲生徒の反応に応じて様々な活動ができるように,複数のバージョンのスライドを,授業前にあらかじめ用意しておくと便利です。
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準備10 提示順序が異なる複数のスライドショーを用意する

同じ順序での提示を繰り返していると,生徒が単語の順番を覚えてしまい,効果的な練習活動が行えない場合があります。そのような場合は,単語の提示順序を入れ替えたり,複数のバージョンのファイルを用意しておくと良いでしょう。
例えば,教科書に登場する順番で単語を並べたスライドショーを作成し,それに「Lesson1 登場順」などという名前を付けて,保存しておきます。その後,単語の提示順序をアルファベット順に入れ替えたものに「Lesson1 アルファベット順」,提示順序を不規則にしたものに「Lesson1 ランダム」という名前をつけ,それぞれ新しいファイルとして保存します。
このようにすることで,ある特定のスライドショーの提示順序に生徒が慣れてしまった後も,効果的なフラッシュカードの学習を続けることができます。
新しい名前を付けてファイルを保存するには,[ファイル]→[名前を付けて保存]をクリックし,新しいファイルの名前を入力します。
スライドショーを作成している時に,以前作成した別のスライドショーを開くには,[ファイル]→[開く]をクリックします。その後,一覧の中から開きたいファイルを指定し,[開く]ボタンをクリックします。
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「スライドショー」→「実行」をクリックして,フラッシュカードを実行します。
▲{スライドショー]→[実行]をクリックして,フラッシュカードを実行します。
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フラッシュカードが実行され,先頭のinterestingという単語が提示されています。
▲フラッシュカードが実行され,先頭のinterestingという単語が提示されています。

準備11 フラッシュカードの実行

フラッシュカードが作成できたら,モニターに提示することができるかどうか,試してみましょう。
フラッシュカードを提示するには,[スライドショー]→[実行]をクリックします。
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コンピュータをプロジェクタに接続します。
▲コンピュータをプロジェクタに接続します。

準備12 プロジェクタへの接続

きちんと提示できていることを確認したら,コンピュータの画面をプロジェクタで映せるように接続します。
 
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