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小学校理科

「おもりが動くとき」の実験データを表計算ソフトで処理し,各班のデータを比較してまとめをしましょう
第5学年「おもりがうごくとき」

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成功のコツ1:実験条件をそろえる

各班のデータを集めて処理したりグラフにしたりして,その傾向を読み取っていくには,比較するために変える数値以外の実験条件をできるだけ同じにしていく方がわかりやすくなります。   

例えば振り子の実験なら,重さ,振れ幅はどの班も同じにして,長さを10cm・20cm・40cmの様に変えましょう。みんなが同じ条件で実験した結果をもとに話し合いをしていくと,振り子のきまりを見つけることができます。


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成功のコツ2:実験装置をそろえる

各班のデータを集めて比較するには,数値のばらつきが少ない方がわかりやすくなります。振り子の実験,衝突の実験ともに各班の実験装置を統一して同じものを使い,より正確に結果が得られるようにしていきましょう。

例えば衝突の実験をするときには,玉が一瞬だけものに当たり,後から押し出したりしないようにストッパーをつけ,正確な測定ができるようにしておきます。

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成功のコツ3:結果の数値処理を考える

実験をくり返していると,まれに他と大きく離れた数値が出てしまうことがあります。その原因がはっきりとわかるときもあれば,よく分からないときもありますが,何回か繰り返して,他の数値と大きくかけ離れている場合は,その数値を実験結果に入れないなどの工夫も大切です。
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成功のコツ4:数値入力およびグラフ化の練習をしておく

データを正しく入力することが,規則性を見つけるのには不可欠です。さらに,データをもとにすぐにグラフが作成できるようにしておくことも大切です。データ処理に時間を取られないためには,グループで役割分担を決めておくことも必要です。
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