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直接見ることができない,上空からの雲画像をインターネットで取り込み,表計算ソフトを使って,天気や気温の変化と組み合わせて整理する
第5学年「天気の変化」
▲過去の気象データを検索できるホームページ
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応用事例
気象に関するホームページ(例えば,「気象庁 気象業務支援センター」
http://www.jma.go.jp/
の「電子閲覧室」)では,雲画像やアメダスの他に気温や湿度など数多くのデータを,過去にさかのぼって検索することができます。この情報だけにたよりきって,直接的な観測がおろそかになってはいけませんが,真夜中の気温など,子どもたちが直接観測できないデータを収集するのに役に立ちます。
また,これらのホームページでは,直接観測できない日本各地のデータを見て,比較する活動も可能です。四季の変化をとらえる際(4年生「季節の変化と生き物のくらし」)に,北海道や沖縄の気温と自分たちが住んでいる地域の気温を比べる活動などに応用できます。
表計算ソフトに画像を貼り付ける利用法は,教師の教材研究にも役立ちます。フィールドワークの下見をする際,デジカメで撮影した地点の写真を貼り付けて,説明を加えるような表を作成しておくと,フィールドワークで子どもに学ばせたいことが明確になるでしょう。また,実験装置を撮影し,その説明を「セル」に入れていけば,他の先生と共有できる実験の指導書づくりも可能です(例えば,5年生「流れる水のはたらき」)。
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▲表組を教材研究に利用
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参考コンテンツ
●「気象庁 気象業務支援センター」
http://www.jma.go.jp/
このページの「電子閲覧室」では,日本各地の過去数十年にわたる気温,気圧,風速,降水量などの観測データを得ることができます。学校で観測できないデータを得るのに便利です。
●「財団法人日本気象協会」
http://tenki.jp/
日本各地のアメダスの情報として,気温や降水量,風速などが,地図上に表示されます。天気予報や,その他の情報もたくさんあります。
●「高知大学気象情報頁」
http://weather.is.kochi-u.ac.jp/
日本やその付近のほぼリアルタイム雲画像が,赤外画像や可視画像,水蒸気画像として得られます。
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