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小学校理科

グラフ作成ソフトウェアとプロジェクタを利用して,実験結果に関する考察をしてみよう
中学校第1分野「電流とその利用」


ステップ1概要
ステップ2授業準備 ステップ3IT活用のポイント ステップ4工夫・留意点 ステップ5応用事例・参考コンテンツ 次のステップへ

▲前半では,各グループごとに実験結果を入力させ、クラス全体で1つのグラフを作成しています。後半では,作成したグラフをプロジェクタで投影し,クラス全体で授業のまとめを行っています。
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  ITを利用することで,実験結果に基づいたグラフ作成を,「作業」の時間ではなく,「調べて考える」時間にすることができます。ここで紹介する授業は,2時間の授業です。

1時間目の前半では,ITを使わないで実験を行います。電熱線などの金属線を入れた回路の電圧と電流について,電熱線にかかる電圧を変えながら,電流の強さをはかって記録します。

1時間目の後半と2時間目が,ITを使った授業です。授業の流れは,次の通りです。

1.

グラフ作成ソフトウェアを利用して,クラス全体で1枚のグラフを作成する

1時間目の後半では,グラフを作成します。1台のコンピュータでグラフ作成ソフトウェアを起動しておきます。生徒にコンピュータを操作させて,各グループの実験結果を入力させます。すべてのグループの実験結果が入力されたら,先生がコンピュータを操作してグラフを作成します。グラフ作成ソフトウェアを利用することで,各グループの実験データを集計し,クラス全体で1つのグラフを作成することができます。

2.

プロジェクタを利用して,授業のまとめを行う

2時間目では,作成したグラフをプロジェクタで投影し,クラス全体で話し合います。プロジェクタを利用することで,クラスのみんなで作成したグラフを共有しながら,金属線に加わる電圧と電流の規則性について発見したことを発表することができます。その後,「金属線に加わる電圧と電流が比例関係にある」「金属線には電気抵抗がある」といった授業のまとめを行います。

学習指導要領との対応
【学習指導要領との対応】
第1分野 (3)電流とその利用 ア(ウ) 
金属線に加わる電圧と電流を測定する実験を行い,電圧と電流の関係を見いだすとともに金属線には電気抵抗があることを見いだすこと。


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ここで解説している機器・ソフトウェアの商品名は例示であり,
特に推奨するものではありません。
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