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小学校理科

グラフ作成ソフトウェアとプロジェクタを利用して,実験結果に関する考察をしてみよう
中学校第1分野「電流とその利用」

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▲データシートに実験結果を入力させる
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ポイント1:生徒による数値の入力

  1. 準備しておいたデータシートを開いておき,実験が終わったグループから,データシートに実験結果を入力させましょう。右図では,数値の単位はアンペア「[A]」,有効数字は2桁になっています。

  2. 各グループの実験結果は,「行」に入力させましょう。下図では,1班の結果は2行目に,2班の結果は3行目に入力されています。





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ポイント2 グラフの作成

   1. グラフの選択

   (1) データシートの入力部分を選択した状態にして,グラフウィザードを起動しましょう。



   (2) グラフの種類は「散布図」を選びましょう。



 
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2. データ範囲と系列の選択

   (1) 「データ範囲」のタブをクリックします。

 (2) データ範囲はそのままにしましょう。系列は,「行」を選択しましょう。



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3. タイトル,軸,目盛の設定

   (1) 「タイトルとラベル」では,グラフタイトルには「電圧と電流の関係」を,X/数値軸には「電圧[V]」を,Y/数値軸には「電流[A]」をそれぞれ入力しましょう。



   (2) 「目盛線」では,X/数値軸,Y/数値軸ともに「目盛線」をチェックしましょう。



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4. 作成されたグラフをシートに挿入

   (1) 「グラフの場所」は,「オブジェクト」を選択しましょう。表と並べて表示することができます。



   (2) 完了すると,実験データの表の下に,グラフが作成されています。



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5. グラフの大きさの変更:プロジェクタで投影するために,グラフを大きくしましょう。

   (1) グラフの余白を選択すると,四角のところに黒い点がでてきます。

 (2) 左下の黒い点をドラッグし,左端まで移動してドロップしましょう。これで,グラフは大きくなります。



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6. 軸ラベルの修正:Y軸のラベルを横向きにしましょう。

   (1) 「電流[A]」という文字をダブルクリックします。



   (2) 「軸ラベルの書式設定」という画面が表示されますので,「配置」タブをクリックし,方向を「0度」に変更してください。



   (3) すると,Y軸のラベル「電流[A]」が横向きになります。



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7. X/数値軸の目盛の設定:X軸の目盛を教科書に掲載されているグラフに揃えましょう。

   (1) X軸の上にマウスを移動すると,黄色い四角枠「X/数値軸」と表示されます。ここでダブルクリックしましょう。



   (2) 「軸の書式設定」という画面が表示されますので,「目盛」タブをクリックしましょう。

 (3) 「目盛間隔」のチェックを外し,数値を「1」に変更しましょう。「補助目盛間隔」のチェックを外し,数値を「0.5」に変更しましょう。



   (4) 「パターン」のタブをクリックします。「補助目盛の種類」のところで,「内向き」を選択しましょう。最後に「OK」を押しましょう。



   (5) すると,X軸の目盛りと補助メモリが変更されています。



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8. Y/数値軸の目盛の設定

   (1) Y軸の上にマウスを移動すると,黄色い四角枠「Y/数値軸」と表示されます。ここでダブルクリックしましょう。



   (2) 「軸の書式設定」という画面が表示されますので,「目盛」タブをクリックしましょう。

 (3) 「目盛間隔」のチェックを外し,数値を「0.1」に変更しましょう。「補助目盛間隔」のチェックを外し,数値を「0.05」に変更しましょう。



   (4) 「パターン」のタブをクリックすると中央の下側の画面が表示されます。「補助目盛の種類」のところで,「内向き」を選択しましょう。最後に「OK」を押しましょう。



   (5) すると,Y軸の目盛りと補助メモリが変更されています。これでグラフの作成は終了です。



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▲でき上がったグラフをスクリーンに投影して,クラス全体の話し合いを行う
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ポイント2:プロジェクタを利用して,授業のまとめを行う

1.  でき上がったグラフを見せる

  (1)  でき上がったグラフをスクリーンに投影して,クラス全体の話し合いを行いましょう。

  (2)  話し合いの最初は,「電流と電圧の関係」について見いだしたことを発表させるようにしましょう。

  (3)  話し合いの後半は,スクリーン上のグラフを指示棒などでなぞりながら,グラフ上の◆などの印を直線で結ぶことができそうであること,その直線は原点を通る直線になりそうであることを確認しましょう。ここが確認できれば,実際にソフトウェアを使って直線を引いてみましょう。

   


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2.  ソフトウェアを利用して,◆の印の近くを通る直線またはなめらかな曲線を引く(1)

  話し合いが一段落したら,再びグラフ作成ソフトウェアを利用して,◆の印の近くを通る直線またはなめらかな曲線を引いてみましょう。この電圧と電流の関係では,「直線」になります。

   (1) 左のツールバーの,「直線を引く」ボタンを押しましょう。
 



   (2) グラフの原点から右上に向かって直線を引きましょう。
 



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3.  ソフトウェアを利用して,◆の印の近くを通る直線またはなめらかな曲線を引く(2)

  直線の色と太さを変えて,見やすくしましょう。

   (1) 直線をダブルクリックしたら,左上の画面が表示されます。ここで色と太さを変更しましょう。ここでは,色は「赤色」,太さは「4.5pt」を選択しています。
 



   (2) 「OK」ボタンを押すと,グラフ上の直線の色と太さが変更されています。
 



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▲でき上がったグラフをスクリーンに投影して,クラス全体の話し合いを行う
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4.  直線が引かれたグラフを見ながら,授業のまとめを行う

このグラフを見ながら,「電熱線を流れる電流の大きさは,電熱線にかかる電圧に比例している」ことを確認できます。また,この結果に基づいて,オームの法則について解説することができます。
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