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小学校理科

グラフ作成ソフトウェアとプロジェクタを利用して,実験結果に関する考察をしてみよう
中学校第1分野「電流とその利用」

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成功のコツ1:授業の前に,グラフ作成の練習を

グラフ作成ソフトウェアを初めて授業に取り入れる場合,授業の前に,先生自身がグラフ作成の練習をしておきましょう。そうすると,授業ではスムーズに操作することができるので,実験結果の入力から授業のまとめに入るまでの時間を節約できます。

また,◆の印の近くを通る直線や曲線を引く練習もしておくと,安心して操作をすることができるでしょう。

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成功のコツ2:1時間目のうちに実験結果の入力を終えて,2時間目が始まるまでにグラフを作成する

グラフの作成に慣れていないときは,思いのほか時間がかかるものです。授業の前にグラフ作成の練習をしたとき,どうしても5〜10分ぐらい時間が必要になりそうだとわかったら,1時間目のうちに実験結果の入力を終えて,2時間目が始まるまでにあらかじめグラフを作成しておきましょう。

こうしておけば,生徒を待たせることはありませんので,落ち着いた気持ちでグラフ作成の操作を進めることができます。また,2時間目の最初から,グラフを利用した授業のまとめを行うことができます。

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成功のコツ3:グラフをスクリーンいっぱいの大きさで表示する

授業のまとめでは,教室の後方からでも,プロジェクターで投影されたグラフを確認できるようにしなければなりません。そのためには,グラフがスクリーンいっぱいの大きさで表示されるように工夫する必要があります。

グラフ作成の途中でグラフの大きさを変更しますが,このときに,スクリーンいっぱいにグラフが表示されるぐらいの大きさに変更しましょう。また,プロジェクターを自由に移動できる場合は,プロジェクターの設置場所を前後に移動することで,スクリーンに表示されるものの大きさを調節することもできます。グラフをどのぐらいの大きさに変更すればよいのか,プロジェクターの設置場所を理科室のどのあたりにすればよいのかについては,授業が始まる前に確認しておくと安心です。

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成功のコツ4:授業のまとめでは,でき上がったグラフを見て考える時間を十分にとる

でき上がったグラフをプロジェクターでスクリーンに投影したとき,すぐに先生が指示棒でなぞったり,直線を引いたりしてしまってはいけません。これでは,生徒はグラフを見て考えることはできませんので,実験のグラフ作成が単なる「作業の時間」になってしまいます。

グラフ作成を「調べて考える」時間にするためには,でき上がったグラフを見て考える時間を十分にとることが重要です。2〜3分を使って,生徒一人ひとりが,できあがったグラフを見ながら,電流と電圧の関係について考える場面をつくりましょう。そうすることで,生徒は電流と電圧の関係について主体的に見出そうとします。こうした上で話し合いを進めると,生徒の見方・考え方に基づいて,授業のまとめを行うことができます。

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成功のコツ5:データシートとグラフは,授業後に印刷して生徒に配布

授業中に作成したデータシートとグラフは,プリンタで印刷して,生徒一人ひとりに配布しましょう。生徒たちは,データシートとグラフを理科のノートに貼り付けたり,理科のファイルに綴じたりすることができます。そうすると,授業を振り返るときの手助けになります。

 
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