具体的な実践事例
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高等学校 地理B 千葉県立茂原高等学校 永野 直
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔Teddy〕

セールスポイント
マウスで線を引くことにより立体モデルが作成できるフリーソフトウェアを使って,地形の成立過程や特徴,等高線の仕組みなどを視覚的に認識させる。

単元名
「地形の成立と特徴,地形図の読み方」
学習指導要領との対応:
内容 (1) 現代世界の系統地理的考察 ア 自然環境

指導目標
地形の特徴や等高線の基本を,パソコン上で作成した地形の3Dモデルを見せることで理解させる。

指導計画
(1) 山頂付近の3Dモデルをプロジェクタで提示し,回転させながらリアルタイムに山を切り取り,氷河によって地形が削られていく様子を提示する。
(2) 海底の3Dモデルを投影し,回転,拡大縮小させて海溝の様子,プレートの動きとの関係を説明する。
ビデオクリップサムネール1
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(3) 簡単な山の3Dモデルを作成してパソコン画面上に水平に配置し,等間隔の横線を書き込む。その後,回転させ上から見ると等高線が現れる。等高線がどのようなものかを理解させ,自分の予想した地形が正しかったかどうか確認させる。
ビデオクリップサムネール2
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指導上の留意点
地形モデルは簡略化し,特徴を誇張して作成したほうが説明しやすい。反面,正確なものではないので,実際の地形を写した資料写真やビデオなどの教材も併用する。
Teddyは導入やまとめとして利用し,生徒が地形図を自分で読み取ったり,どんな地形なのかを想像させる過程を省略しないよう留意する。

参考資料
(1) 東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 講師 五十嵐健夫先生 「Teddy」
 http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~takeo/index-j.html
(2) 千葉県総合教育センター
  「平成15年度授業実践報告ページ」
   http://www.ice.or.jp/study/

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