授業でITを使ってみよう  
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小学校理科

ビデオクリップとプロジェクタを利用して,誤った実験操作について考えてみよう
(中学校第1分野「化学変化と原子,分子」)

ステップ1概要
ステップ2授業準備 ステップ3IT活用のポイント ステップ4工夫・留意点 ステップ5応用事例・参考コンテンツ 次のステップへ

▲前半では,ビデオクリップとプロジェクタを利用して,教師が安全指導を行っています。後半では,生徒が安全に実験を進めています。
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  生徒実験の安全指導では,「やってはいけない」誤った実験操作を実際に演示することが難しいものです。したがって,口頭による説明のみになってしまい,生徒が「どうしてその操作をやってはいけないのか」に対する実感を持てないまま実験を進めてしまう,ということも少なくありません。

  しかし,ITを利用して安全指導を行えば,「やってはいけない実験操作をやると,どういう危険なことが 起きるのか」を理科室で仮想的に演示できます。ですので,生徒は,誤った実験操作をやってはいけない理由をより深く理解し,安全に実験を行うことができます。

  ここで紹介する授業は,炭酸水素ナトリウムを加熱分解する1時間の生徒実験です。IT を利用するのは前半の約5分間です。

  この授業の流れは,次の通りです。

1.

ビデオクリップとプロジェクタを利用して,実験の安全指導を行う

実験を始める前に,ビデオクリップをプロジェクタで投影し,「試験管の底を口よりも下げている」という誤った実験操作を提示します。ビデオクリップを利用することで,クラス全体に対して,安全な実験操作を効果的に指導できます。

2.

安全な実験操作を意識しながら,実験を行う

上記1で学習した安全な実験操作を意識しながら,生徒がグループで実験を行います。どのグループでも,試験管の底は口よりもわずかに下がっており,安全に実験を進めています。


学習指導要領との対応
第1分野 (4)化学変化と原子,分子 ア(ア)
物質を分解する実験を行い,分解して生成した物質から元の物質の成分が推定できることを見いだすこと。


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特に推奨するものではありません。
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