生徒全員または班ごとの画像ファイルを写真にする場合,ディレクトリーの中から選択するのは大変です。あらかじめ生徒に不必要な画像ファイルは,パソコンに取り込む前に消去するよう指示しましょう。 また,画像ファイルを保存するディレクトリーが指定できる場合はいいのですが,カメラからパソコンへの自動取り込みをする場合は,必ず保存したディレクトリーを確認するようにします。
観察カードは写真を撮影しながら野外で記入したり,学校周辺マップに貼り付けたりします。できればケント紙のような厚紙で作成すると活用の幅が広がります。
授業を行ううえで,時間的に余裕がない場合や,植物の同定が困難と予想される場合があります。そのときはあらかじめ,教師が校舎周辺にある植物の写真を準備し,その写真の植物が生活する場所を探す指示をだします。 生徒は誰よりも先にその植物が生息する場所を探そうとし,さらに,人とは異なった場所で見つけようとします。この意欲が植物の特徴と生活環境に関心を持たせることにつながっていきます。