作成したアニメーションをプロジェクターで投影します。はじめに雲画像のアニメーションを表示した方がわかりやすく,天気の変化との関係が捉えやすくなります。次に天気図のアニメーションを表示します。ここで,生徒に気づいたことをメモさせておきます。 続いて,天気図と雲画像を一枚のスライドに表示したものを見せ,低気圧や前線・高気圧の位置にある雲の様子に着目させます。 ここで生徒が互いに意見を十分に交換できる場面を設けます。
プレゼンテーションの後,天気図と雲画像のワークシートを配布し,白地図に雲画像と天気図の予想を描かせます。この予想には理由を記入させます。これにより天気の変化の規則性を確認させます。
アニメーション表示から低気圧や前線が東に移動していることをとらえ,日本付近の天気が西から東に移り変わることに気づかせます。つづいて,雲画像と天気図の比較から,低気圧や前線のある部分は雲が多く,高気圧の部分は天気が良いことを確認させます。特に前線の通過に伴う天気変化を,暖気,寒気と関連付けてとらえることが必要です。 この画像を季節ごとに準備すると日本の特徴的な四季の変化が確認できます。