理科室や普通教室でプロジェクター投影する場合,コンピュータとプロジェクターをセットにし,移動できる台座にのせておくと便利です。電源との距離を考えると,ドラム式の延長コードを準備しておきます。 照明は,画面が見える範囲で,生徒がメモを執るのに差し支えない程度に調整します。
白黒印刷でより表現力のあるプリントを作成するためにも,プリンターで印刷する際にモノクロ印刷を設定します。この方が雲画像がはっきり印刷できます。
効果的な教材を準備するためには,天気変化の規則性がよくわかる雲画像や天気図をあらかじめ準備しておく必要があります。 日本の天気は季節によって大きく特徴が変わります。季節ごとの特徴や,一般的な変化の規則性がわかりやすい日の画像を取り込めるように,定期的に気象庁ホームページにアクセスしましょう。
雲画像は1時間おきに,天気図は3時間おきに表示されています。天気変化の規則性をわかりやすく表示するには,よりなめらかにアニメーション表示したいものです。そこで,作成には時間がかかりますが,1時間おきの雲画像を使用します。
天気変化の規則性について学んだことを生かして,明日の天気を予想させてみましょう。インターネットや新聞の天気図を1週間程度用意しておき,1日後,数日後の天気図を予想します。その天気図から,自分達の住む地域の天気を予想します。生徒にとっては自分達の予想があたるかどうかはワクワクする活動であり,その意欲が授業のねらいを深めるものとなります。