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> 世界の気候の様子を知ろう: Step4 工夫・留意点
「世界の気候」の様子を知ろう
インターネット上で入手した資料を使って提示教材を作成し,生徒たちの理解を深め,思考を促す
▲必要な箇所をトリミングして使うことも
容易にできます
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提示方法の工夫
コンピュータ画面上で提示教材を作成していると,どうしても教室の後方に座っている生徒たちからの見え方まで配慮がまわらないものです。 そのために,できるだけ1スライドに1写真を大きく配置することをこころがけておきましょう。
地図や写真などは,必要な部分だけをトリミングして,トリミング後の画像を拡大したものを提示できるようにします。 例えば,アジアの地図が欲しい場合でも,世界地図の画像からアジアの部分だけをトリミングして,その部分を大きく広げて提示してみましょう。
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生徒たちの反応を想定した資料を準備しておく
生徒たちは,世界のどのような様子に興味を持つのかは,授業中になってみないとわかりません。 砂漠のオアシスかもしれませんし,極寒の地域でも走り回るトナカイの群れやジャングルの奥地に暮らす動物達であるかもしれません。 このような想定のもとに,事前に豊富な写真や映像をフォルダ内に分類して保存しておくようにします。 そして,生徒らの興味・関心や発問内容に応じて,適切に提示できるようしておきましょう。
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▲学習したい内容に応じて
画像に加工を施した例
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画面上への「書き込み」
「掛け地図」などでは,なかなか地図上に思い切った書き込みをおこなうことはできませんが, このようなデジタル画像の場合は,いくらでも複製が可能であるために, その画像上に重要事項を書き込んだり,注目箇所にマークをつけ加えるなど, 授業の展開に応じて効果的な加工をおこなうことができます。
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生徒用「ワークシート」の工夫
文字だけではなくて,できるだけ授業に提示する画像を用いてビジュアルに作成することをこころがけます。 1問1答形式や穴あき問題だけではなくて,生徒たちの思考力を高めるように, 地図上でなんらかの作業をさせたり,地図や写真を見て予想を立ててその理由を書く欄を設けるなどの工夫も必要です。
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▲各サイトの利用規約について
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著作権についての補足
本事例で取り上げた2つのサイトの「著作権について」という部分をしっかり読んでおきましょう。 教育利用に関しては特に制限が無く,ダウンロードして提示資料として作り変えたり, ワークシートや定期テストに挿入して印刷して配布することはまったく問題ありません。 ただ,画像や映像自体の著作権が完全に放棄されているわけではありませんので, たとえ授業で使うためだけであっても画像や映像の「出所先の明記」はきちんとしておきましょう。
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