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ICT活用指導案レポート




資料

平成18年度 ICT活用重点促進事業

平成19年度 文部科学省委託事業 eラーニングによるICT活用指導力育成のための教員研修 社団法人 日本教育工学振興会

社団法人 日本教育工学振興会 参加地域の活動:神戸市

平成19年度 研修実施状況



●実施期間
前期 :  平成19年7月24日〜10月31日
後期 :  平成19年12月13日〜平成20年3月31日

●研修対象者
前期 :  公立小・中・高等学校と特別支援学校の教員 636名
  • 校内研修指導者養成のための集合研修 231名
  • 各学校における校内研修 359名(小学校314名、中学校45名)
  • 初任者研修におけるeラーニング研修 中学校・高等学校新任教員 46名
後期 :  公立小・中・高等学校と特別支援学校の教員(平成20年3月25日現在)
  • 校内研修指導者養成のための集合研修 17回開催 実施中
  • 各学校における校内研修 578名
  • 初任者研修におけるeラーニング研修 中学校・高等学校新任教員 93名

●研修推進体制
 神戸市教育委員会の主幹、主査、指導主事でを構成員とする「情報教育システム・研修担当ライン」が設置され、研修実施方針の決定など事業全体の調整と総合教育センターにおける集合研修の実施、各学校への研修実施の依頼と研修方法等の指導・助言を行いました。

●研修の評価
円グラフ 受講者の構成
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円グラフ 受講者の教員経験年数
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●受講者のICT活用指導力の変化
(1) 前期研修のチェックリストから見たICT活用指導力の変化
 全ての研修において研修の前後に「教員のICT活用指導力チェックリスト」に記入してもらい、「わりにできる」「ややできる」と回答した受講者の割合の研修前と後の差(増加数)で比較しました。

eラーニング研修前後における各研修のICT活用指導力増加
 
大項目A
大項目B
大項目C
大項目D
大項目E
平均
指導者養成研修
4.2%
26.7%
7.5%
13.3%
10.0%
12.3%
初任者研修
9.8%
35.3%
13.6%
3.4%
7.6%
13.9%
リテラシー研修
23.2%
21.4%
11.6%
16.7%
16.1%
17.8%
校内研修
20.3%
21.9%
10.9%
7.0%
15.6%
15.2%
平均
14.4%
26.3%
10.9%
10.1%
12.3%
14.8%

(2) 後期研修の事前と事後のチェックシートから見たICT活用指導力の変化
 前期研修と同様に「事前・事後チェックシート」に記入してもらい、「あてはまる」「ややあてはまる」を選択した受講者の割合を研修前と後の差(増加数)で比較しました。

小学校(特別支援学校含む)教員の変化(サンプル数357名)
 
大項目A
大項目B
大項目C
大項目D
平均
事前
61.1%
49.9%
47.8%
43.7%
50.6%
事後
81.8%
75.5%
72.8%
77.3%
76.8%
増加
20.7%
25.6%
25.0%
33.6%
26.2%

 事前に比べ事後の増加は26.2%と多くなっています。増加が最も多かったのは情報モラルに関する指導力の大項目Dで33.6%も増加しました。

中・高等学校(特別支援学校含む)教員の変化。(サンプル数66名)
 
大項目A
大項目B
大項目C
大項目D
平均
事前
71.5%
62.0%
60.5%
47.7%
60.4%
事後
73.7%
72.1%
67.8%
71.0%
71.0%
増加
2.3%
10.1%
7.3%
22.8%
10.6%

 全ての大項目において、「あてはまる」「ややあてはまる」を選択した受講者の割合の増加が小学校ほど顕著ではなく、全項目平均の増加は10.6%でした。項目別では、大項目Dの増加(22.8%)が最も多かったのは小学校と同様です。

円グラフ eラーニング学習の効果はどうでしたか
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円グラフ 今後ICTを活用した授業をやってみたいと思いますか
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