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教育方法

  1. わが国の学校におけるICT活用は,量.的にも質的にも,その充実を図るべきである。量的には、普通教室においてICTを週に10時間以上活用している学校が1%程度でありという現実がアンケートから読み取れる。また、質的には,ICTの特長を生かした学習活動が普及していないことが重要な問題に挙げられる。 こうした現状を打破するためには,ICT活用を基盤とする教育方法の特長やイメージを教員が会得すること,それを促すための教材やシステムを整備することが不可欠である。
  2. 2010年までに,すべての教員に,ICT活用の特長やイメージを理解してもらい, 実際に着手してもらう必要がある。そのためには,学習指導要領等におけるICT活用のよりいっそう具体的な記述が求められる。
    また、教員がICT活用のイメージをふくらませ,着手しやすくする教科書準拠型デジタルコンテンツの活用や、すぐれた実践事例の報告を聞くだけの研修だけでなく、参加型,ワークショップ型の研修の導入が重要であろう。
  3. 2015年までには,一斉授業におけるICTの効果的な活用に加えて,ICT活用を基盤 とする個別学習環境の構築,国際交流や国際理解学習におけるICT活用の普及も達 成すべきであろう。
    ICTの活用により、教員と児童生徒が1対1の学習環境を構成したりしやすいので 本質的に「個別学習環境」の構築に役立つ。 そのためには、電子ポートフォリオの導入や整備、学校における授業の内容と家庭 学習とを接続する-Learningシステムの構築が必要である。

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