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6.3.3 学校における情報化推進の方策
学校が主体となって行うべきことは、整備されたICT環境を活用し、効果的に運用することによって、授業改善を図ることである。まず、学校長がICT活用に関してもリーダーシップを発揮できるように、研修を行うことが必要である。同時に管理職試験に、学校におけるICT活用に関する内容を盛り込むことなども必要だろう。さらに各学校に情報化担当者を配置し、ICT活用の普及と同時に教員のICT活用指導力の育成し、学校全体の情報化を推進する役割を担う必要がある。特にICTを活用することによって、個別学習の充実、電子ポートフォリオによる評価情報の蓄積、e-Learningによる家庭学習との連動といった新しい教育方法を定着させていくことが重要になるだろう。また、普及のノウハウや実践研究の成果を共有し、情報化担当者の力量を高めていくためには、地域内での情報化推進担当者の情報交換、研修を継続的に行うことも必要であろう。