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6.3.5 学習指導要領におけるICT活用の位置付けを強化する
これまで十分にICTを活用してこなかった教員には、教室のICT環境整備と併せて、活用の指針となるカリキュラムやすぐに使える教材を提供することが必要である。普及という観点から、特に2010年までの段階においては、教員が活用方法を考えたり、コンテンツを探したりする負担を減らし、教科学習におけるICT活用を定着させることが重要である。そのためには、各教科の学習指導要領等において具体的な活用場面、方法等について明示したり、教科書に具体的に記述することが望まれる。そして、教科書に準拠したコンテンツを充実し、それらを教育委員会が一括導入するか、学校が購入できるように予算を拡充することが不可欠であろう。