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6.3.4  教員に負担のかからないICT環境の整備

すべての教員がICT活用を日常的に行うことを実現するためには、情報機器の活用が負担にならない環境を整備することが前提となる。機器の設置や配線等、従来教員が行っていた作業を効率化し、スムーズに授業が行える教室環境の構築が不可欠である。地域のネットワーク管理、サーバ運用、学校内のシステムの保守管理に関しても、情報化担当者や教員に負担をかけず、教育委員会単位で効率的に行う必要がある。また、個々の教員が技術的な問題に深入りすることも避けなければならない。そのためには、技術サポートを外部専門家にアウトソーシングすることが現実的であろう。なお、大規模なシステムの導入が必要な高等学校等においては、校内に外部専門家を配置することも検討する必要があるだろう。

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