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学校におけるICT環境の将来像

  1. コンピュータ室・特別教室については、先進校においても整備に比べ活用が進んでいないが、普通教室におけるコンピュータの設置状況は、先進校と平均的学校との格差が大きい。 まずは、最も多い授業形態である一斉指導の改善につながるICT環境整備を考えるべきである。
  2. 2010年までには、プロジェクタ、ノートパソコン、実物投影機、無線LANの導入をベースに、地域や学校の特色に応じて、大型ディスプレイや電子情報ボード、タブレットPC等との入れ替え、あるいは追加を検討することが望ましいだろう。 その際に配慮すべき点としては、教師が設置や配線などの負担なく活用できるように設置することである。
  3. 2015年には、児童生徒が一人1台でコンピュータを活用することが定着しているが目標である。 デジタル化された教科書や、e-Learningシステムにより、一斉指導中心のICTの活用から、個別学習やグループ学習を含む、多様な学習場面でのICT活用へのシフトやプロジェクト型学習における積極的なICT活用など学習場面の多様化への移行期と位置付けることができる。

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