モデルケース
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目的別
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整備主体別
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環境整備状況別
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目的別モデルケース 〜 目標を明確に
まず何を目的として進めるのかを明確にしましょう
校務情報化を進めていくためには、学校と教育委員会が密接に連携していかなければなりません。また、校務情報化実施のための中長期的ビジョンや整備計画が重要になってきます。 そこで、以下の3つの目的のうちどれを重点として校務情報化を進めていくのかを明確にしましょう。なお、「業務の軽減と効率化」は、「教育活動の質の改善」を目指して情報化を進める中で実現することができます。
1. 教育の質の改善を目的とするケース
●グループウェアの導入による校務の軽減化・効率化
→児童生徒と向き合う時間の増大
(1)会議時間の短縮
・教育委員会からの連絡、教職員間の連絡、児童生徒への連絡
・行事、会議、出張などの予定
(2)情報の共有、業務間での連携→転記や再入力の削減
たとえば、出欠管理と保健管理
●児童生徒に関する指導・観察データの蓄積・共有
→児童生徒に対するきめ細かな指導・評価
生徒指導日誌、校務日誌、不登校指導日誌、保健室日誌などの共有
●教職員間のグループ別メーリングリストの活用
→学校運営に参画する意識の向上
例:
校長、教頭、教務主任、校務主任、事務主任間のメーリングリスト
学年主任、生徒指導主事、進路指導主事、保健主事を加えたメーリングリスト
2. 保護者や地域との連携を目的とするケース
●保護者との情報共有の促進
学校ホームページの活用(ID、パスワード付き)
例:
「よいとこみつけ」の発信
校長や教頭が校内を歩き、子どもたちの輝いている姿をデジタルカメラで取って発信する。
●地域への学校情報の公開・説明
例:
学校給食の献立表の公開
インフルエンザ流行などの情報公開
●地域と児童生徒の安心・安全
例:
防災訓練の情報発信
犯罪・不審者情報の発信
3. セキュリティの確保を目的とするケース
●情報区分とセキュリティ対策の明確化
・絶対に外部に見られてはいけない最重要データ
・持ち出す際には十分な注意が必要な重要データ
・持ち出しに特に制限はつけない一般データ
●アクセス権限の明確化
・管理職しか扱えない情報
・管理職と学級担任だけが扱う情報
・全教職員が扱える情報
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