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  4. 高等学校での特徴的な事例

3.1.4  高等学校での特徴的な事例

3.1  .4.1  デジタルコンテンツの活用

高等学校の場合、現在ではなかなか学校ぐるみの取り組みという形までには至っていない。しかしながら、一部教科でのデジタルコンテンツ活用などが始まっている。

3.1  .4.2  プレゼンテーションの授業は入試にも好影響

プレゼンテーションなどを授業で取り入れている学校では、大学のAO入試などの結果に良い影響が出てきている。総合的な学習の時間や、卒業研究などの学校特設科目を利用して、生徒がICT機器を利用したプレゼンテーションに取り組む事例は多い

3.1  .4.3  ブログやWikiを活用し、国際交流

海外の学校との交流学習を実施している学校も多い。電子メールや掲示板、BlogやWikiといったインターネットの機能を有効に活用しながら進めており、このような実践はICT機器無くしてはなかなか実践が難しいと考える。

3.1.4  .4  教科「情報」の教員とTTで、メディアを活用した授業のイメージづくり

教員の多くはICTを活用した授業を受けた経験がなく、授業の進め方のイメージが作りにくいことが多い。教科「情報」や総合的な学習の時間に他の教科の教員がTTで加わることによりICTを活用した授業のイメージ作りを行っている事例も見られた。

3.1.4.5  地域と連携して本物の学びを

学校の特色として、地域の企業と連携し、科目を設定している例も見られる。学習用の機材や講師として企業の方を受け入れ、同時に教員の研修も行っている。

受験教科に教科「情報」が入っていないことを理由に、なかなかICT活用に向かいにくいと考えられる進学校においても、ICT活用を今後のリーダの必須条件として教育内容を工夫することにより、他教科の学習の質の向上につながるといった感覚を他の教師が持ち始めている事例もあった。

3.1.4.6  ICT活用推進の校内組織づくり

校内では、情報教育推進の部会組織や、図書館、視聴覚教育などと統合したメディア情報部を設置し、推進に当たっている事例がある。しかしながら、学校だけでは対応できない問題が発生した場合、気楽に問い合わせができるヘルプデスクの設置を求める声も多い。

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