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国内先進事例調査結果

3.1   先進事例実践校訪問調査

  1. 小学校においては、無線LANの整備、天井固定プロジェクタ、PC持ち運び用 ワゴンの配備など、「すぐに使える」工夫が図れている。 また、デジタルカメラ、大判プリンタ、デジタルコンテンツ、低反射ホワイト ボード等を授業や教材作成時に活用していることもあげられる。 また、学校Webページを、CMSを利用して配信する試みも始まっており、 総じて学校と家庭の連携がより強くなっていることも共通ポイントにあげられる。
  2. 中学校においては、全普通教室にICT機器を整備している例もあるが、一気にそこまで進めない場合、特定の空き教室に機器を集中させるなど、工夫が見られる。また、小学校の場合と同様に授業においてデジタルコンテンツの活用されているが、 さらにグループウェア等を活用し、校務の効率化を行っていることや、サーバ等を 教育センターで一元管理し、学校現場の負荷軽減の取組みもその特徴にあげられる。
  3. 高等学校の場合、プレゼンテーションの授業への取入れや、ブログやWikiを活用 した国際交流学習の実践などが行われているが、教員の多くはICTを活用した授業 を受けた経験がなく、それを補うために、地域の企業と連携した講師の派遣や研修 も行われている。なお、ICT活用を推進するためにも、「ヘルプデスク」の設置を求 める声も多い。

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